夏は夜。自転車を夜に楽しむには夏が一番だと思う。
今年の夏はものすごい暑さですね。日中は灼熱だし、朝も結構早い時間から暑い。 外に出る必要がないならエアコンの効いた部屋で暑い時間はやり過ごす日々です。 それでも自転車には乗りたい、という欲はあるので暑い中走りに出たりもするのですが、 夏は夜に走ると大変気持ちがよい、というお話です。 一年の中で夜を一番楽しめるのはやはり夏、自転車もまた夏だと感じております。
夏の夜ライドのよいところ
夏ならではの、夜に自転車で走る「夜ライド」の良さは結構あるな、と感じております。
- 夜になっても気温は高いけど、日差しによる暑さはない。
- 自転車なのでそこそこスピードが出るため風を感じられる(生ぬるいですが)。
- 平日なら仕事終わったら出発、その日のストレス解消、運動不足の解消にもなる。
- 自転車だと食後でもあまり時間を気にせず走り出せる(ランニングだと時間空けないとお腹痛くなったりする)
- 日没後の薄明るい時間帯などは空の色が面白い(紫とピンクと青が混じった感じ)。
- 汗をたくさんかける。周囲の人の目を気にする必要がない。服装も無頓着でよい気がする。
などなど、他にもたくさんある気がします。
郊外住みの良さを感じられたりもする
私は武蔵野エリア(東京・埼玉の西側エリア)に住んでおりまして、いわゆる郊外の住宅地エリア、たくさんの家と道路と信号と横断歩道が入り組んだ環境です。普段はあまり感じることはないのですが、夏の夜ライドをすると、「郊外に住んでいる良さってこんなのもあるんだなぁ」と気づくことがあります。都会を走ったり、田舎を走ったりすると、いいなあ、羨ましいなあ、という憧れを持つのですが、夜ライドのおかげで郊外もまたいいもんだな、と良さを見直すことができたりしてます。
- 仕事帰りの人、学校帰りの人、犬の散歩勢、ウォーキング勢、ランニング勢などで意外と賑やか。
- よその町の夏祭りなどに出くわしたりするとワクワクする。
- 街灯が充実しているので明るい。夜走るには街灯で明るくなってないと怖い。
- 車も結構走っているので、安全に気を付ける必要はあるけど車のライトの明かりもあり助かる。
- コンビニや自動販売機が充実していて道中立ち寄ることもできる。
夜ならではの気をつけるべきポイントも
夏のライドはいいなあ、楽しいなあでよく走っておりますが、走っているうちに夜×自転車ならではの注意ポイントもだんだん経験値として蓄積してきました。
- 道選びが重要。よく知らない道はなるべく走らない。突然道路に段差や穴ぼこが出てくるのでガコン、となってびっくりする。パンクが怖い。よく知った道を作って夜は同じコースに慣れ親しむほうが気楽。
- 街灯が大切。暗い道は怖い。道路の状況の先読みもできず予測が効かなくなる。
- 車優先、働く人と車優先。なるべく譲る、車の横に並んだりすり抜けたりしない。車がパスしやすいように気配りする。
- ライトが切れると本当に怖いのでちゃんと点灯することを出発前に確認する。無灯火は法令違反にもなる。
- 雨予報の時や、雨上がりは走らない。濡れている道路は、暗い状況では一層怖い。
気をつけることも結構ありますが、良し悪しを考えてもやはり夏ライドは素晴らしいなぁ、と感じております。たっぷり汗をかいて、汗で重くなった服やジャージを脱いで、シャワーやお風呂で汗を流して、風呂上りに冷房の効いた部屋でお気に入りのドリンクを飲んでクゥ〜っとなって、横になればスヤァと寝る、までの一連のルーティンが最高だな、と思いますのでよかったらお試しください。